
以下、インタビューの内容です。
プロフィール
keeさん(31)
ノンネイティブですが、海外駐在経験もあり、日常会話、ビジネス英語ともに問題なくこなせるレベルです。(TOEIC 980、IELTS 7.0)
「最も効果的だった英会話学習法」を教えて下さい。
海外駐在前に通っていた英会話教室の講師と仲良くなり、プライベートで交友関係を広め、英語を使う機会を増やしたことです。
教室の授業では語彙や語法を覚えることと割り切り、実践としてネイティブの方と話す機会を得られたことが、一番効果的だったと思っています。
毎週末、外国人だけのグループにノンネイティブの日本人が一人飛び込んでいくことは、かなりメンタル的にもきついものがありましたが、
駐在後の状況を前倒しで得られる、彼らのカルチャーも知ることができ、英語力以外にも多くのものが得られたと思っています。
逆に「最も効果を得られなかった英会話学習法」は?
英会話教室のグループ授業は、自分にはあまり効果がありませんでした。確かに、英語学習という意味では、語彙、語法、文法と学ぶところは多いのですが、
日本人だけの教室だと、どうしても甘えが出てしまい、日本語で『なんだっけ?』と聞いてしまったり、
拙いながらも、知っている単語を使ってどうにかコミュニケーションをとるという意識が欠如してしまっていました。
英会話教室ではなるべく1on1の授業、あるいは、オンライン英会話等でコミュニケーションをとるということを意識した学習を行うことが、私には合っていたのかなと思います。
これから英会話学習を始める僕へのアドバイス
英会話学習を始めるにあたり、様々な理由があるかと思います。会社の昇進に必要であったり、海外旅行をもっと楽しみたいなど、人によってそれぞれだとは思います。しかし、私も含めてですが、ノンネイティブでそれなりの英語力を身につけた方は、英語力を付けたい理由が明確かつそこに強い思いがある人が多いと感じています。私自身、学生時代に英語が得意であった訳でもなく、留学経験もありません。
しかし、色々な国、地域の文化や伝統や、歴史に強く興味があり、実際にその国、地域の方々と話して、文化、風習を肌で感じたいという、強い思いが何故か幼い頃からありました。
今思い返してみると、学生時代に英語が苦手と感じていたのは、テストで良い点を取るために勉強していたりして、自分の思いとはかけ離れた理由で勉強していたからかなと感じています。
ぜひ皆さんも、自分の好きなこと、興味があることと英会話を結びつけ、心から英会話を楽しんで学んでいってください。